ENTpである自分の認知の癖を知ったら、仕事の悩みが半分くらい腑に落ちた話

Aqsh Prisma

自分の「認知の癖」を知ったら、仕事の悩みが半分くらい腑に落ちた話

1000人以上と面談してきて、ずっと引っかかっていたことがあります。

同じ職場、同じ仕事内容なのに、辞める人と残る人がいる。スキルの問題ではなく、もっと手前のところで何かが合っていない。面談の場で何がつらかったですかと聞くと、返ってくる答えは人によって驚くほど違う。

ある人は上司との関係に消耗し、別の人は単調な業務で窒息する。会議が苦痛な人もいれば、逆に一人で黙々と作業するのが耐えられない人もいる。

23年この業界にいて確信したのは、これが能力や努力の問題ではなく、情報を処理する回路の違いだということです。

その構造を可視化するために、弊社で新しいWebサービスを開発しました。

Aqsh Prismaです。

既存の診断ツールへの不満が原点

ソシオニクス、エニアグラム、16personalities、ソーシャルスタイルなど、産業心理学領域の診断理論をひと通り勉強してきました。どれも面白く、部分的には当たる。

ただ、どのサービスもあなたはこういうタイプです、で終わってしまう。

面白い分析結果を見て、そうかぁと思ったあとじゃあ明日の仕事をどう変えればいいのか。苦手な上司とどう距離をとればいいのか。そこまで踏み込んでくれるツールが見つからなかった。

自分自身、エニアグラムでいうタイプ3(達成者)の傾向が強くて、ソーシャルスタイルでいうドライバー気質です。要するに、結論の出ないものが嫌い。で、どうすればいいの?がないと気が済まないタイプ。だからこそ、診断して終わりではなく、そこから先のアクションまで見えるサービスにこだわりました。

幸いIT開発のスキルがあったので、診断ロジックの設計からUI実装まで、全部自社でゼロから開発しています。ソシオニクスの認知機能理論とエニアグラムの動機理論を掛け合わせた独自の診断が、Aqsh Prismaの核になっています。

で、自分でやってみた

開発中に何度も自分で診断を回していたのですが、リリース版で改めてやってみました。

結果は「ENTp」。ソシオニクスでいうILE(直観論理型)。

ENTp

正直、当たりすぎてびっくりです。

アイデアは次々出るが、一つのことをやり切る前に次に行ってしまう。まさにこれ。周りからももまた新しいこと始めたの?と呆れられるのが日常です。このAqsh Prismaの開発自体がその証拠みたいなもので、思いついたら作りたくなるENTpの特徴がそのまま出ている。

面白いのが、エニアグラムのタイプ3と掛け合わせた分析です。ENTpのアイデア体質にタイプ3の達成欲が乗ると、思いついたアイデアを形にして成果として見せたいという強烈な推進力が生まれるらしい。たしかに、このサービスを構想してからリリースまでのスピードは、周囲から見ると異常だったと思います。ENTpだけでは飽きて放置していたかもしれない。タイプ3の完成させたいというこだわりが背中を押したのだと、自分のことながら納得しました。

診断結果サンプル

もう一つ刺さったのが、ストレス時の挙動について。ENTpは追い詰められると本来の強みであるアイデア出しが暴走して、風呂敷を広げまくった末に全部中途半端になる、と。去年の第3四半期の自分を見られていたかと思うくらいの精度でした。

診断の仕組みと、MBTIとの違い

診断自体は選択式の質問に答えていくだけで、10分程度で終わります。

ただ、質問の切り口がいわゆるMBTI系の診断とは違います。外向的か内向的か、みたいなざっくりした二択ではなく、具体的な場面での判断や行動の優先順位を聞いてくる。これによって、表面的な行動パターンではなく、情報をどう処理しているかという認知の仕組みが見えてくる。

結果に納得感があるのは、たぶんそこが理由です。そうそう、そういう感じという反応が出る。

もう一つ、このサービスで気に入っているのが相性診断です。16タイプすべてとの相性を確認できます。

自分と双対関係、つまり最高の補完関係とされるペアにあるのがISFjだと出ました。思い返すと、過去に一緒に仕事をしていて最も楽だった同僚が、おそらくこのタイプ。僕が広げた風呂敷を、淡々と畳んでくれる人でした。あのときの安心感には構造的な理由があったのかと、妙に腑に落ちました。

逆に、衝突関係にあたるタイプとの過去のトラブルも、相性ページを読むとああ、そういうことか、と理解できます。1000人以上の面談をしてきた中で、入社後にうまくいく人といかない人の差はスキルよりもこの「認知の噛み合わせ」の影響が大きいと感じていました。それが可視化されている。

コラムが200本以上ある

診断だけでなく、コラムにも力を入れています。現時点で200本を超えています。

テーマは、性格タイプと具体的な悩みの掛け合わせです。「ENFpが転職を繰り返す理由」「INTjが職場で孤立する構造」「エニアグラムのタイプ4が仕事に虚無感を覚える原因」──こういった切り口の記事が並んでいます。自分のタイプがわかった上で読むと、刺さり方が全然違う。

個人的に気に入っているのは、業界特化の記事群です。看護師、エンジニア、営業職、介護士、保育士、薬剤師、施工管理など、業界ごとにこの認知タイプはこの職場環境で消耗しやすいという構造を分析しています。人材の配置や育成のヒントとして、実務でも使える視点が多い。

ENTpの自分が読んで一番グサッときたのは、静かな退職についての記事でした。アイデアを活かせない環境に置かれたENTpが、徐々にエネルギーを失っていく構造が書かれていて、過去に経験した時期をそのまま思い出しました。自分のタイプと照らし合わせて読むと、こういう気づきが起こる。

今後はこのコラムをさらに拡充して、チームビルディングや採用設計の視点も増やしていく予定です。

無料で使えます

診断も、相性チェックも、コラムも、すべて無料で使えます。会員登録も不要です。

サイトにアクセスして、10分ほど質問に答えるだけ。自分の認知の癖を知りたい方、今の仕事や人間関係にモヤモヤを感じている方は、一度試してみてください。

自分がなぜこの環境でしんどいのか、逆になぜこの仕事が楽なのか?その「なぜ」が見えてくると、次の一手が変わります。

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